サッカー

U-20日本代表ワールドカップアルゼンチン2023

2023年の5月にはアルゼンチンで、FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン大会が開かれます。

この大会は、若い選手が注目されます。

日本でもこの大会で活躍した選手がヨーロッパに移籍をしたり、パリオリンピック代表やA代表に呼ばれたりします。

そういう意味でこの大会は、結果以上に注目点が多い大会です。

本大会を見る前に、予選となったU20アジアカップウズベキスタン2023をチェックしておきましょう↓

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グループリーグ第3節 イスラエル戦

日本代表、1-2でまたしても逆転での敗戦です。

前半は、うまくつないで良い攻めをしていました。

良いシュートもいくつか打っていました。

その流れの中から、前半ロスタイムにフリーキックからのゴールでした。

後半はイスラエルが交代で入った選手が退場したので、これは勝ったと思いました。

しかし、終盤立て続けにゴールを奪われ、まさかの敗戦。

選手が勝負弱いと言われそうですが、この敗戦は冨樫監督にも大きな責任あると思います。

日本が終盤でやられやすいのは、過去のワールドカップを見ても知っているはず。

しかし、選手はそれは実体験していないので、そこはコーチ陣が補うべきでしたね。

本当に優勝を狙うなら。

二つの選択肢

イスラエルは前線の選手のポストプレーが武器で、なおかつ1人少ない状態なら、どんどん前線で勝負をかけてきそうです。

それに対応するには、少なくとも2つ対抗策があります。

  • 守備強度の高いボランチを置く
  • ドリブラー投入

守備強度の高いボランチを置く

イスラエルの前線のボールを跳ね返せるような選手をディフェンスラインの前に置く方法です。

日本のボランチは、佐野選手と山根選手、福井選手でした。

上手いけど、ディフェンスの強度は高いとは言えません。

試合の途中で松木選手をボランチに置く手はありましたね。

ドリブラーの投入

イスラエルからすると、時間がない時に攻撃に時間をかけるドリブラーがいるとやっかいでした。

松村選手はかなり効いていましたが、途中から永長選手を投入すれば相手は嫌だったでしょうね。

全ては結果論ですが、適切な手は打てていたのか、選手の力を十分生かせたのか、というのは、疑問が残ります。

アンダー世代の大会とはいえ、本気で優勝を狙い、A代表に引き上げるなら、関係者やサポーターは監督の能力にも注目をしていかないといけませんね。

グループリーグ第2戦 vsコロンビア

U20日本代表、第2戦は1-2の痛い逆転負けです。

先制は、デザインされたセットプレーがうまくいきました。

コロンビアの同点弾は、あっさり中が空いてしまいましたね。

相手の攻撃の流れを止めてほしかったですが。

2失点目も左サイドから。

ディフェンスの人数はいるですが、反応で負けました。

コロンビアの方が反応が速いです。

その後、コーナーからのハンドはかなりラッキーでしたが、キャプテン松木玖生選手が外してしまいます。

バーに当たったボールは、ペナルティエリアをはるかに跳ね返ったので、キックに威力はあったし、自信をもって蹴ったとは思います。

その後もセットプレーから惜しいシーンはありましたが、得点を奪うことはできませんでした。

ただ、このチームはA代表と違って、セットプレーに得点の可能税を感じさせるので、今後伸ばしてほしいですね。

次の試合

次の試合は、5月28日(日) 6:00、グループステージ 第3節イスラエル戦です。

ここまで1敗1分のイスラエルは、得点を多くとっての勝利を目指してくるでしょう。

日本は勝てば問題なく突破ですが、引き分けなら微妙なところです。

ここはスッキリ勝って、勢いをつけて決勝トーナメントに臨んでほしいです。

熊田選手のゴールに期待したいですね。

グループリーグ第1戦セネガル

U20代表、大事な初戦を1-0の勝利です。

松木玖生選手が大黒柱として、素晴らしいゴールを見せてくれました。

試合全体としては、セネガルに押されて、松木玖生選手も目立った活躍はできませんでした。

しかし、この序盤で決めたゴールは、勝負強さを見せてくれましたね。

あとは中盤の佐野選手や福井選手は、細かい動きやつなぎでチームのリズムを作っていました。

この大会中盤は日本の武器になりそうです。

また、アンリ選手はセネガルの選手をつぶす場面が多かったです。

この選手も大会を通じて大きく成長が期待できる選手ですね。

次の試合

5月25日(木)6:00にグループステージ 第2戦のコロンビア戦です。

次で勝てばグループリーグは突破なので、攻撃的にいってほしいですね。

初戦では不発になった熊田直紀選手に期待したいです。

試合は以下の放送局で観れます。

  • J SPORTS(全試合の生中継+LIVE配信)
  • BSフジ(日本戦全試合と決勝)

最終調整 アルゼンチン戦

U20日本代表は、大会前の仕上げにアルゼンチン代表と試合を行いました。

結果は1-2の敗戦。

松木玖生選手が点を決めています。

この時期の試合は、結果は関係ないですね。

富樫監督も「理想的」と語る準備となったようです。

良いコンディションで初戦に臨んでほしいものです。

 

大会展望

大会展望はこちらの動画が面白かったです。

ずっと現場で見ている川端暁彦さんの話は、興味深いです。

北条聡さんが期待する選手は、腰が引けていないJ2の選手でした。

あとは、この動画は若い選手達への愛情が深くて気分が良くなるので、大会前に一見の価値です。

FIFA U-20ワールドカップアルゼンチン2023 日本代表スケジュール

ワールドユにおける日本代表のスケジュールです。

グループステージから強敵との闘いが始まりますが、優勝を目指してほしいですね。

試合日程(日本時間)

  • 5月22日(月) 6:00グループステージ vs セネガル(La Plata)
  • 5月25日(木) 6:00グループステージ vs コロンビア代表(La Plata)
  • 5月28日(日) 6:00グループステージ vs イスラエル(Mendoza)
  • 5月31日(火) or 6月1日(木) ラウンド16(Mendoza/San Juan)
  • 6月4日(日) or 5日((月)) 準々決勝(San Juan/Santiago del Estero)
  • 6月9日(金) 準決勝(La Plata)
  • 6月12日(月) 3位決定戦、決勝(La Plata)

ワールドユース放送

ワールドユースは以下の2つの放送局で見ることができます。

  • J SPORTS(全試合の生中継+LIVE配信)
  • BSフジ(日本戦全試合と決勝)

日本時間は早朝です。

平日の日中働いている人には、観戦しにくい時間かもしれませんね。

日本代表招集メンバー

2023U20ワールドカップの日本代表メンバーが発表されました。

海外組が多いのが印象的ですね。

時代が少しずつ変わってきているのを感じます。

あとは、中井卓大選手が見たかったですね。

選ばれなかった理由は色々とあるんでしょうけど、世界最高のクラブ、レアルマドリード所属ですからね。

世界の舞台で見たかったですね。

招集メンバー

GK

12 彼島優(流通経済大)
1 木村凌也(日本大)
21 春名竜聖(水戸ホーリーホック)

DF

4 菊地脩太(清水エスパルス)
2 松田隼風(水戸ホーリーホック)
15 屋敷優成(大分トリニータ)
3 田中隼人(柏レイソル)
13 チェイス・アンリ(シュトゥットガルト/ドイツ)
19 高井幸大(川崎フロンターレ)
16 髙橋仁胡(バルセロナ/スペイン)

MF

14 永長鷹虎(川崎フロンターレ)
7 松木玖生(FC東京)
5 山根陸(横浜F・マリノス)
8 佐野航大(ファジアーノ岡山)
17 松村晃助(法政大)
20 安部大晴(V・ファーレン長崎)
6 福井太智(バイエルン/ドイツ)
10 北野颯太(セレッソ大阪)

FW

11 坂本一彩(ファジアーノ岡山)
18 熊田直紀(FC東京)
福田氏王(ボルシアMGⅡ)

注目選手

ここで活躍した選手は、海外移籍の可能性も高くなるし、パリオリンピック代表の予選にも参加するようになるでしょう。

いくつかの注目選手を紹介します。

松木玖生(FC東京)

この世代では最も期待される選手の一人です。

青森山田高校時代から強気な個性は際立っています。

そのメンタルにどれだけ技術がついてくるか注目です。

プロフィールはこちら

山根 陸(横浜F・マリノス)

マリノスでの頭脳的プレーが評価が高い選手です。

次期日本代表のサイドバックとしても期待されます。

熊田直紀(FC東京)

期待の本格的フォワードです。

真ん中でのプレーでどれだけ存在感をだせるか。

タイプ的には、A代表も狙える逸材です。

プロフィールはこちら↓

北野 颯太(セレッソ大阪)

セレッソ大阪が育てた新たな才能です。

テクニックで点を取る日本的なフォワードです。

この大会でその技術が通用するか注目です。

 

組み合わせ

グループA

  • アルゼンチン
  • ウズベキスタン
  • グアテマラ
  • ニュージーランド

グループB

  • アメリカ
  • エクアドル
  • フィジー
  • スロバキア

グループC

  • セネガル(アフリカ1位)
  • 日本(アジア4位)
  • イスラエル(ヨーロッパ2位)
  • コロンビア(南米3位)

グループD

  • イタリア
  • ブラジル
  • ナイジェリア
  • ドニミカ共和国

 

グループE

  • ウルグアイ
  • イラク
  • イングランド
  • チュニジア

 

グループF

  • フランス
  • 韓国
  • ガンビア
  • ホンジュラス

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